前川瑞恵さんの紹介
2000 年より大学進学のため東京へ
大学卒業後、美術塗装の仕事へつく
2011 年に起こった東日本大震災を経験して、その後、生きることに直結した仕事をしたいと考えるようになりゼロから有を生み出す自然農に興味を持つ仕事をしながら独学で農業を勉強し
2016 年に地元、兵庫県稲美町へもどり
2017 年「mizuenouen」をはじめる
★mizuenouen について
*露地栽培にて農薬や化学肥料を一切使わない
*Low コスト Low エネルギーで誰でもマネできる
*小さなお子様や、妊婦さんに安心して食べてもらえる
*自然と共に作り上げる持続可能な農業
人と地球に優しい食べ物作り、未来をつなぐをコンセプトにした農業を実施
★耕作面積と栽培方法
55a―稲作 不耕起栽培冬季湛水型稲作(コシヒカリ)、緑肥栽培稲作(ひのひかり)
20a―畑作 有機栽培・半不耕起栽培(不耕起栽培・草マルチ農法を一部実施)
★2023 年現在
2021 年より無農薬栽培を広めるべく、10 年以上無農薬栽培を行っている地元営農組合(株)中新田営農組合とともに消費者参加型稲作「オーナーシップ制稲作」を開始する
基本の稲作作業は営農が行い、田植え後、消費者であるオーナーにmizuenouen の指導のもと除草作業に入ってもらい、各々責任をもって稲作に携わってもらう
オーナーには、除草作業のほか、通年を通して勉強会を行い無農薬稲作の知識を学んでもらいながらより深く稲作に興味を持ってもらい、農業界の課題である担い手不足という観点からも、少しずつ農業に携わる人を増やしていくための取り組みにもなっている
現在の(株)中新田営農組合の無農薬栽培稲作の圃場は 300a を超えており、内、オーナーシップ田は 50a になる
2023 年オーナーシップに参加されている家族は 20 家族あり、今後その数は増えていく予定です
mizuenouen では、中新田地区に留まらず、いろんな地域でオーナーシップ制稲作が広まっていくよう今後も普及活動に努めていくつもりです